紀要, Temas40-41青山学院大学文学部, 1998 |
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... 周公既摂政致太平、功配文武、不宜復列臣位、故不説、以為周公苟貪寵也。」という、践祚すべきであるのに政を還してまた臣位に列していることとする解を引く。『史通』巻十三・疑古「疑十」「斯則旦行不臣之礼、挟震主之威、跡居疑似坐招誹謗、雖奭以亜聖之徳 ...
... 周公既摂政致太平、功配文武、不宜復列臣位、故不説、以為周公苟貪寵也。」という、践祚すべきであるのに政を還してまた臣位に列していることとする解を引く。『史通』巻十三・疑古「疑十」「斯則旦行不臣之礼、挟震主之威、跡居疑似坐招誹謗、雖奭以亜聖之徳 ...
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... 周公が○ならば、二叔は×である。」(大前提)「しかるに周公は○である。」(小前提)「ゆえに二叔は×である。」(結論)「周公が×ならば、二叔は○である。」(大前提)「しかるに周公は×である。」(小前提)「ゆえに二叔は○である。」(結論)であるとする論理 ...
... 周公が○ならば、二叔は×である。」(大前提)「しかるに周公は○である。」(小前提)「ゆえに二叔は×である。」(結論)「周公が×ならば、二叔は○である。」(大前提)「しかるに周公は×である。」(小前提)「ゆえに二叔は○である。」(結論)であるとする論理 ...
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... 周公の権道に暗かったということを推し量り、周公が私情を忍び国を治めてゆく大きな原則を優先して二叔を誅したということに基づいて論じて行くなら、二叔が忠良であったことは歴史的にはうずもれてはいるが、上の論ではっきりとしており、三聖が彼らを ...
... 周公の権道に暗かったということを推し量り、周公が私情を忍び国を治めてゆく大きな原則を優先して二叔を誅したということに基づいて論じて行くなら、二叔が忠良であったことは歴史的にはうずもれてはいるが、上の論ではっきりとしており、三聖が彼らを ...